Photoshop 写真を水彩画風に加工しよう



こんにちは。管理人のよういちです。今回の小ネタはPhotoshopで写真を水彩画風の加工をする方法を紹介します。水彩画風の加工は写真の印象が柔らかく、よりアナログ感を出したいなんて時にお勧めです。









まず、photoshopで画像を開いたら新規レイヤーを作成します。その後画像の上に配置した新規レイヤーを画面上を全選択し、塗りつぶしツールで真っ白にします。

画面全体を選択するショートカットはWindowsは「Ctrl+A」、またはMacの場合「Cmd+A」となります。



画面全体が真っ白になる


そこから、メニューバーの「フィルタ」→「描画」→「雲模様2」を選択します。
あらかじめ描画色、背景色が「黒」、「白」になっている事を確認してください。


こんな感じに雲模様の画面になる

次に、「選択範囲」→「色指定」を選択し雲の黒い部分をスポイトのカーソルでクリックし選択、実行します。






色指定の設定は画像の通り
まず、「雲模様2」のフィルターを施したレイヤーはいったん非表示にします。
次に選択範囲ができている状態で、レイヤーパネルの下にある「塗りつぶし又は調整レイヤーを新規作成」から「トーンカーブ」を選択します。




そして、トーンカーブを以下の図のように調節し、写真全体を暗くします。


トーンカーブを下に下げる


その後一番下の元画像のレイヤーを選択し、「イメージ」→「色調補正」→「シャドウ・ハイライト」を選択し、以下のように設定します。





するとこうなりました!!

少し紙のしわみたいな模様になる

今度は「フィルター」→「フィルターギャラリー」→「ブラシストローク」→「エッジの強調」をし「エッジの幅:14」、「エッジの明るさ:30」、「滑らかさ:15」で適応し、輪郭を弱めます。



こんな感じにエッジが弱くなる



次に加工を加えた元画像を複製します。画像を選択した状態でショートカット「Ctrl/Cmd+J」をします。

その複製した画像レイヤーに「フィルター」→「表現手法」→「輪郭検出」を選択し、輪郭線を抽出します。続いてそのレイヤーの描画モードを「焼き込み(リニア)」に変更してなじませ、重ね合わせます。


輪郭検出で抽出する


レイヤーの描画モードを焼き込み(リニア)にする


次に2つのレイヤーを結合します。「Shift」を押しながら2つのレイヤーを選択し、「Ctrl/Cmd + E」でレイヤーを結合します。





その後一つになったレイヤーを選択し、「フィルター」→「フィルターギャラリー」→「ブラシストローク」→「はね」を「スプレー半径:15」、「滑らかさ:10」で適応し、画像の輪郭をなじませます。



ブラシストロークの設定

さらに、「フィルター」→「フィルターギャラリー」→「テクスチャ」→「粒状」を「密度:24」、「コントラスト:50」、「粒子の種類:凝集」に設定する。


粒状のせっていの上記の画像のように設定する

すると、このようになる


次に色調調整レイヤーのトーンカーブを再び調節します。設定は下記の画像のようにします。


するとこうなります。





最後に

最初に作った雲模様の画像を再び表示します。描画モードをスクリーンにして「Ctrl/Cmd + L」で画像のレベル補正を行います。設定は以下の通りです。

全体的に白の出力を弱くする。

これで完成!!



チュートリアルでは数値は以下のようしましたが、他の画像で行う場合はレベル補正やトーンカーブの部分を微調整してあげるとよいと思います。

おまけ


以下の紙質のテクスチャを上からレイヤーにコピー&ペイスト選択しながら、レイヤーパネルの下にあるレイヤーマスクを追加をクリックする。




そしてレイヤーマスクをクリックし編集可能な状態になってからブラシツールでお好みに
書いていきます。すると紙に描かれたようにフレームを作ることができます。


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